ホームこんな時にはご相談を > 精神的(心理的)障害

精神的(心理的)障害

パーソナリティ障害(人格障害)

 ‘Personality Disorder’を、「人格障害」と翻訳すると、誤解をまねく可能性が高く、最近では、「パーソナリティ障害」という用語を使用する傾向が、高まっています。英語の‘Personality’という言葉は、日本語の「人格」という言葉よりも、「個性」とか「性格」という意味合いが強いのです。そして、パーソナリティ障害とは、パーソナリティが著しく偏り、かつ柔軟性を欠き、それらのために、社会適応が困難であり、自分自身あるいは周囲の人が苦痛を感じるものです。

 このパーソナリティ障害は、スキゾイドパーソナリティ障害、情緒不安定性パーソナリティ障害、反社会性パーソナリティ障害、自己愛性パーソナリティ障害、回避性パーソナリティ障害ほか、10種類ほどに分類されますが、ここでは、代表的なものとして、情緒不安定性パーソナリティ障害について解説します。

情緒不安定パーソナリティ障害

 情緒の不安定性が目立つ障害です。

 情緒が不安定で、衝動的に行動します。人に意見を言われると、それを攻撃として感じてしまい、強い不満や攻撃性が沸き起こってきます。慢性的に空虚感やうつ気分を感じています。これらの状態が著しくなると、手首自傷(リスト・カット)などの自傷行為や大量服薬による自殺企図、あるいは性的逸脱などの自己破壊的行為を起こすようになります。

 対人関係では、限られた時間での表面的な関係では問題なく、むしろ優等生的な対応をしますが、身近な者、両親、あるいは治療者に対して、依存的になったり攻撃的になったりし、それらが、かなり急激に変化します。

ご相談を受けるには 会員一覧